中間テストが終わりホッと一息ついている人もいれば、
これから中間テストで息が詰まる思いで追い込んでいる人もいることでしょう。
まずは目の前のテストの目標に向かって全力で向かっていってください!
しかし、中間テストが終わり気を抜いてしまうとすぐに期末テストがやってきます。
期末は範囲が広く、行事や部活動とも重なるため、早めの準備と計画性が成果を左右します。
1.中間テストの振り返りをしよう
まず大切なのは「中間テストの振り返り」です。
できたこと・できなかったことをそのままにしてしまうと、せっかくの努力が無駄になってしまいます。
きちんと解き直しをして課題を整理しましょう。
ここでポイントなのは“なぜ?”という問いかけです。
なぜ間違えたのか
なぜ出来なかったのか
理由を細かく見ていくと、対策も自然と見えてきます。
さらに具体的な行動まで決められると、取り組みやすさが格段に上がります。
例えば次のように整理してみましょう。
・計算ミスや符号ミス → 注意力を意識して解く習慣づけをする → 毎日、基礎計算を数問だけでも継続する
・知識不足 → 学校ワークや単語カードを使って繰り返し覚える → 抜けがないように網羅的に取り組む
・演習不足 → 類題を繰り返して慣れる → 理解を深めながら自力で解き切れる状態をつくる
・時間不足 → 時間のプレッシャーに慣れる → 理解度チェックも兼ねてテスト形式での演習をする
原因を突き止めて早めに手を打つことが、次の自信にも、得点アップにもつながります。
2.期末テストの特徴と対策
期末は中間と比べて範囲が広いだけでなく、副教科も加わります。
主要5科目の勉強に気を取られていると、副教科の提出物や暗記に追われ、直前で大きな負担になることも…。
主要科目だけに集中するのではなく、ワークや提出物を早めに仕上げる習慣をつけましょう。
1日10分でも副教科に触れておけば、テスト直前に慌てる必要がなくなります。
主要科目と並行して少しずつ積み重ねることが、期末対策のカギになります。
3.塾と家庭でできること
塾では、通常授業だけでなく、自習室や土日祝日の勉強会を活用できます。
計画的に学習を進めたい人には絶好の環境です。
一方で、家庭での過ごし方も大切です。
「勉強しなさい!」と言うよりも、
「今日は何をやるの?」「ここまで進んだんだね!」「がんばってるね!」
といった声かけの方が、子どもの意欲を引き出します。
干渉しすぎず、程よい距離感で見守ることがポイントです。
親子で一緒に計画を見直しながら、期末に向けて着実に準備を進めていきましょう。
まとめ
中間テストの振り返りは、期末テストで成果を出すための第一歩です。
間違えの原因を突き止め、早めに解決することで自信と得点アップにつながります。
副教科も含めてバランスよく取り組み、塾や家庭での環境を活かしながら計画的に進めていきましょう。
期末に向けての一歩を、今すぐ踏み出しましょう!
若葉校 中田