2学期もいよいよ後半、期末テストの足音が近づいてきました。
「まだ時間がある」と思っているうちに、気づけばテスト目前……
そんな経験、ありませんか?
期末テストは範囲が広く、“直前の追い込み”だけでは間に合わないことも多いのが現実です。
だからこそ、今この時期の行動が結果を左右します。
今回は、「今からできる小さな一歩」で結果を変える5つの行動を紹介します。
① スケジュールを“見える化”する
まずやるべきことは「いつ・何を・どのくらいするか」を決めること。
テスト範囲表が出る前でも、教科書やワークを確認して大まかな予定を立てましょう。
1週間の予定表に「英語ワーク10ページ」「数学プリント5枚」など、具体的な量を決めて書くのがコツです。
可視化することで「今やるべきこと」が明確になり、行動に移しやすくなります。
② 短時間やスキマ時間の“学習習慣”をつくる
「まとまった時間が取れない」ときほど、短時間を積み重ねる意識を。
寝る前の10分でも、今日習った内容を思い出してみたり、英単語を声に出したりするだけで記憶定着が大きく向上します。
この“習慣”を毎日続けられた人は、テスト直前には大きく積み重なった知識を得ることにつながります。
③ 苦手科目は“最初に”取りかかる
「後でやろう」と思っている科目ほど、後回しになります。
気が重い教科は、あえて最初に少しだけ手をつけることで、心理的なハードルを下げましょう。
最初の10分だけでも始めることで、「意外とできるかも」と感じ、次の行動につながります。
④ ワークは“3周回す”意識で
1回解いて終わりではなく、
1周目=理解確認、2周目=理解度アップ、3周目=定着
というように、繰り返すことで知識はしっかり身につきます。
間違えた問題には印をつけて、自分の力で解き切れるようになるまで何度も挑戦しましょう。
⑤ 朝学習を取り入れる
夜に勉強して終わりにするのではなく、翌朝に軽く復習するだけで記憶の定着率は大きく上がります。
「朝に声を出して読む」「前日間違えた問題を1問だけ解く」など、簡単な習慣でOK。
朝のスタートが前向きになるので、1日を良いリズムで始められます。
期末テストの点数は、直前の追い込みよりも、今の積み重ねで決まります。
1日10分でも、「昨日より一歩前へ」を意識して動いていきましょう。
その小さな行動の連続が、結果を変える大きな力になります。
若葉校 中田
