成長する人は、頑張った“そのあと”が違う。~「頑張った」で終わらせない、次の一歩~

成長する人は、頑張った“そのあと”が違う。~「頑張った」で終わらせない、次の一歩~

夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まります。

この夏、夏期講習や学校の宿題、自主学習など、それぞれの目標に向かって頑張った人も多いと思います。

「前よりできるようになった!」

「苦手だった問題が解けるようになった!」

そんな成長を感じている人もいるかもしれません。

もちろん、頑張ったことは大切な経験です。

でも、

「頑張った!」で終わってしまうのは、少しもったいない。

頑張ったからこそ、

何ができるようになったのか。

何がまだできていないのか。

そして、次はどうすればもっとできるようになるのか。

そこまで考えることで、この夏の頑張りを次の成長につなげることができます。

大切なのは、頑張った“そのあと”。

今回は、頑張った経験を「頑張った」で終わらせず、

次の「できる」や成長につなげるために大切なことを一緒に考えていきましょう!

まずは、「今の自分」を知ることから。

頑張ったあとに、まず大切にしてほしいのが「今の自分」を知ることです。

「たくさん勉強した」「問題集をここまで進めた」だけではなく、

何ができるようになったのか。
何がまだできていないのか。

一度、確かめてみましょう。

できるようになったことが分かれば、それは自信になります。

そして、できていないことや新しい課題が見つかることも、決して悪いことではありません。

むしろ、課題が分かれば、次に何をすればいいのかが見えてきます。

夏期講習でも、復習や予習、問題演習を繰り返す中で、

「できる」が増えた一方、新たに見えてきた課題もあります。

大切なのは、その両方を知ること。

頑張った時間や量だけを見るのではなく、その頑張りを通して、今の自分がどこにいるのかを知る。

そこから、次の成長への一歩が始まります。

頑張る方向、合ってるかな?

今の自分が分かったら、次は行動です。

でも、せっかく行動するなら、その前に一つだけ考えてみてください。

「その頑張りは、目標に向かっていますか?」

たくさん問題を解く。
長い時間勉強する。
ワークをどんどん進める。

どれも立派な頑張りです。

でも、目標や今の自分に必要なことを考えずに走り続けると、

頑張っているのに思うように「できる」が増えなかったり、

目標から少しずつズレてしまったりすることがあります。

それでは、せっかくの頑張りがもったいない。

だからこそ、目標を決め、

いつまでに?
何を?
どのくらいやる?

と、目標までの道のりを考えることが大切です。

その道のりを具体的にしたものが「計画」です。

そして、計画は一度立てたら終わりではありません。

実際にやってみれば、

「思ったより時間がかかった」

「ここはもう少しできそう」

「別のところを優先した方がよさそう」など、

新しく分かることも出てきます。

そのたびに計画を見直し、今の自分に合わせて修正していく。

計画とは、自分を縛るものではなく、頑張る方向を確かめるための道しるべです。

せっかく頑張るなら、その頑張りを「できる」や結果につなげたい。

そのためにも、ときどき自分の頑張る方向を確かめてみましょう。

やってみなきゃ、分からない。

教室でよく耳にする「もったいないワード」があります。

その一つが、

「まだできないから、やりたくない。」

例えば、基礎問題ができるようになっても、演習問題や実践問題にはなかなか挑戦しようとしない。

もちろん、基礎を固めることはとても大切です。

でも、そこで止まってしまうと、身につけた基礎を本当に使えるのかは分かりません。

私は学生時代に野球をやっていたので、生徒にもよく野球に例えて話します。

「素振りだけを続けて、いきなり試合で打てると思う?」

素振りはもちろん大切です。

でも、実際にボールを打ってみなければ、どんな球が打てて、どんな球が苦手なのかは分かりません。

勉強も同じです。

基礎を身につけたら、実際にそれを使って問題に挑戦してみる。

そこで初めて、できること、まだできないこと、次にやるべきことが見えてきます。

完璧になってから挑戦するのではなく、挑戦しながら自分に必要なことを知っていく。

その一歩が、次に何をすべきかを見つけるきっかけになります。

できた!できなかった……。それで終わりにしてない?

実際にやってみると、当然結果が出ます。

「できた!」

「思ったよりできなかった……。」

ここで一喜一憂するのも、もちろん自然なことです。

でも、ちょっと待ってください。

できたからOK。できなかったからダメ。

それだけで終わってしまうのは、やっぱりもったいない。

できたなら、

「なんで今回はできたんだろう?」

できなかったなら、

「どこでつまずいたんだろう?」

と、もう一歩だけ考えてみる。

「前に間違えたところを解き直したからできた」

「公式は覚えていたけど、使い方が分かっていなかった」

「時間が足りなかった」

そんなことが見えてくれば、次にやることも変わってきます。

結果は、ただ自分に「できた・できなかった」と判定をつけるためのものではありません。

次にどうすればもっと良くなるのかを教えてくれる、大切なヒントです。

そこで終わるのではなく、そこから「じゃあ、次はどうする?」まで考える。

その積み重ねが、頑張った経験を次の成長につなげていきます。

じゃあ、次はどうする?

できた理由、できなかった理由が見えてきた。

ここからが、次の成長へのスタートです。

計画どおりに進まなかったなら、計画を見直せばいい。

覚えたはずなのに忘れていたなら、もう一度確認すればいい。

問題が解けなかったなら、必要なところまで戻ってやり直せばいい。

そして、うまくいった方法が見つかったなら、次にも生かせばいい。

一度決めたやり方に、ずっとこだわる必要はありません。

今の自分を知って、次の行動を変える。

これが「改善」です。

そして、改善したら、またやってみる。

すると、前よりできるようになったこともあれば、新しい課題が見つかることもあります。

そこでまた、

「じゃあ、次はどうする?」

と考える。

計画する → 実行する → 振り返る → 改善する → また次の計画へ。

このサイクルを繰り返すことで、一度の頑張りが次の頑張りへつながり、少しずつ「できる」が増えていきます。

頑張った“そのあと”に、考えて、また動く。

その繰り返しが、「できる」を増やし、成長につながっていきます。

頑張った夏を、ここで終わらせない。

夏期講習、本当によく頑張りました。

長い時間机に向かった人。
苦手な問題から逃げずに挑戦した人。
何度も解き直して、ようやく「できた!」にたどり着いた人。

私も、この夏たくさんの頑張る姿を見てきました。

だからこそ思います。

その頑張りを、この夏だけのものにしてほしくない。

「頑張ったからOK!」で終わるのではなく、

「何ができるようになった?」
「まだ何が足りない?」
「じゃあ、次はどうする?」

と、また考えてほしい。

そして、次の一歩を踏み出してほしい。

うまくいかない日があってもいい。
計画どおりに進まないことがあってもいい。

そこで考えることをやめず、また動けばいい。

夏休みは終わります。

でも、みんなの成長はここで終わりではありません。

夏に積み重ねた頑張りを、次の「できる」へ。
一つひとつの「できる」を、さらなる成長へ。
そして、その成長を次の結果へ。

頑張った夏だからこそ、ここからが大切です。

2学期も、一緒に頑張っていきましょう!

若葉校 中田