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【言葉=見える世界】虹はいくつの色に見えるか?

虹は7色。

日本人なら誰もがそう答える。

本当にそう?

本来虹は

赤から紫までのグラデーションで

色の数は無限にあると言っていい。

しかし

なぜ日本人は「7色」と認識しているのか?

それは

「虹」という言葉を聞いた時

実際に「虹」を見た時に

「7色」

「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」

といった言葉が頭に浮かぶからだ。

言葉によって

虹は7色に見えているということね。

アメリカやイギリスでは

虹は6色だと認識しているらしい。

青色も藍色も

同じ「Blue」という言葉で表されるから。

また

アジアやアフリカには

虹は2色・3色だという民族もあるそうだ。

このように人間は

「言葉」によってこの世の物事を認識している。

「桜」という言葉を知っている日本人なら

春に咲く薄ピンク色の花を見た時に

「おっ!桜が咲いている」と思うでしょ?

でも

「桜」という言葉を知らない人にとっては

「何か花が咲いているな」くらいにしか思わないんだ。

つまり

「言葉」を知らなければ

物事をはっきりと認識することはできないのだ。

これは勉強にも大きく影響してくる。

もしも先生が話す言葉を知らなければ

その言葉は単なる音として鼓膜を振動させるだけで

頭には何も残らないし

もしも教科書に書いてある言葉を知らなければ

それは単なる記号として目に映るだけで

そこからは何の情報も得ることはできない。

 僕がよく生徒たちに

「言葉を増やせ」

と言っている理由はこれだ。

だから毎日語彙の宿題を出しているんだ。

同じ授業を受けていても

同じ問題集を解いていても

その子が持っている語彙の豊かさによって

受け取るものは変わってくる。

見えているものが違うからね。

だから

語彙を増やすことが大事なんだ。

わかる?


サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村

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