学校の授業の最後に書く「振り返りカード」
「何となく書いているだけ」という生徒も多いんじゃないか?
「今日の授業は楽しかったです。」
「連立方程式が難しかった。」
「頑張ろうと思いました。」
こんなことを書いて提出しているなら要注意。
先生が知りたいのは
授業を受けて何を学び
何を感じ
次にどうつなげるのか
だ。
評価項目の1つである「主体的に学習に取り組む態度」では
① 粘り強い取組を行おうとする側面
② 自らの学習を調整しようとする側面
この2つの側面を評価すると決まっている。
具体的には…
① 粘り強い取組を行おうとする側面
各教科等の観点の趣旨に照らし、知識及び技能を獲得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりすることに向けた中で粘り強く行う側面のこと。
② 自らの学習を調整しようとする側面
自らの学習状況を把握し、学習の進め方について試行錯誤するなどの「自らの学習を調整しながら、学ぼうとしているか」という意思的な側面のこと。
要するに
振り返りカードに
「今日の授業は楽しかったです。」
「連立方程式が難しかった。」
「頑張ろうと思いました。」
と書いているようではダメってことだ。
理想はこう👇
「今日の数学では○○の解き方を学んだ。途中の計算ミスが多かったので、次回は慎重に計算するように意識する。」
→ 「何を学んだのか」「自分の課題」「次回の改善策」が書かれている。
「英単語テストで思ったより覚えられていなかった。次は書くだけでなく、音読も取り入れて覚えようと思う。」
→ 「課題」と「具体的な対策」が書かれている。
「理科の実験で○○の仕組みがよくわかった。でも、まだ〜〜の部分が曖昧だから、教科書を読んで確認する。」
→ 「理解したこと」と「次のアクション」が書かれている。
適当に「楽しかった」と書くのは簡単。
でも
その一言では何も変わらないし
成績の評価にもつながらない。
たしかに振り返りカードを書くのが面倒くさいという気持ちもわかる。
だけど
それも評価されているってことを忘れてはいけないよ。
若宮中・入西小の生徒が集まる個別指導塾
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村