定期テストで100点を取れば通知表は「5」。
そんなふうに言う先生がいるらしい。
裏を返せば、それだけ100点を取るのが難しい問題を出しているということだ。
教科書の内容を深く理解していなければ、簡単には届かない。
今日の中1たちに「カール・フォン・リンネって誰か知ってる?」と聞いてみた。
返ってきたのは「知らない」「聞いたことない」という声ばかり。
でもこの名前、理科の教科書にちゃんと載っている。
カール・フォン・リンネは、18世紀のスウェーデンの博物学者。
植物や動物を分類するために、「属」と「種」という単位を用いる二名法を考えた人物だ。
たとえば、人間は「ホモ・サピエンス」と表すが、これもリンネの分類法が元になっている。
授業で触れていなかったとしても、テスト範囲に指定されているページに載っていれば、出題される可能性はゼロではない。
実際に、こういう細かいところがテストに出ることはよくある。
だからこそ、教科書のすみまで丁寧に見ておくこと。
「どうせ出ないでしょ」と読み飛ばす子と、「念のために覚えておこう」と準備する子。
この差が、90点と100点の差になる。
100点の壁は、こうして乗り越えるんだ。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村