「読書の秋」といわれるように、この季節は本に親しむのにぴったりです。
最近はスマートフォンや動画を見る時間が増えてきて、読書する時間は減ってきています。
詳しく見ると、
スマートフォンの接触時間は全体で1日平均165.1分、
読書時間は小学生から高校生で1日平均15.2分ほどです。※¹
1か月で1冊も本を読まない人は6割以上にもなります。※²
しかし、今も昔も読書が持つ力は今も変わりません。
読書は語彙力や表現力を高めるだけでなく、集中力や想像力を育む大切な習慣です。
特に受験勉強においては、国語力がすべての科目の土台となります。
長文読解や記述問題に強くなるだけでなく、
社会や理科でも「読み取る力」「背景知識」が役立ちます。
では、どうすれば読書の習慣を生活に取り入れられるでしょうか?
大切なのは「無理なく始められる工夫」です。
例えば、
寝る前の10分を“読書タイム”にしてみる、
親子で同じ本を読んで感想を話し合う、
本屋や図書館に一緒に行くなど、
ちょっとしたきっかけで読書はぐっと身近になります。
子どもにとっては「好きなジャンルから始める」こともポイントです。
物語でも図鑑でも漫画でも、「活字を読む楽しさ」を感じることから始めてみましょう。
本を読む姿を親が見せることも、子どもへの何よりの後押しになります。
ぜひこの秋は、親子で「読書の時間」を楽しみながら、学びを力に変えていきましょう。
※¹ Yahoo!ニュース『日本人は「1日7時間以上」メディア漬け? スマホ接触時間が過去最高を更新』2025/9/17
PR TIMES『約50%の子どもの読書時間が0分読書時間が長いほど自分の能力評価が高い傾向』2025/9/17
※² nippon.com『「月に1冊も本読まない」が6割超:進む読書離れ』2025/9/17
若葉校 中田