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【北辰テスト・入試の作文】国語の作文で減点されないために知っておきたいこと

生徒が国語の過去問を解いて

その作文を採点するときに

よくあるミスを書いておきたいと思う。

自分が作文を書くときの参考にしてね。

1.主語と述語が一致しない

例えばこういう文↓

「私がこの資料から読み取ったことは、〇〇〇〇ということを読み取りました。」

主語は「読み取ったこと」

述語は「読み取りました」

読み取ったことが読み取った?

おかしいよね。

正しくは

「私がこの資料から読み取ったことは、〇〇〇〇ということです。」

もしくは

「私はこの資料から、〇〇〇〇ということを読み取りました。」

だね。

これって

一文が長いときに起こりやすいんだ。

一文はできるだけ短く。

解答用紙の2・3行で一文が終わるように

文を終わらせよう。

そうすれば

主語・述語がズレるのを防ぐことができる。

2.文を「なので」で始める

「〇〇という体験をしました。なので、私は…」

こういう文をよく見るんだけど

この「なので」の使い方は間違いだ。

「なので」というのは接続詞じゃないからね。

そもそも2つの単語からできている言葉なんだ。

きれいだ + ので → きれいなので

雨 + だ + ので → 雨なので

みたいに

形容動詞の語尾 + 接続助詞「ので」

断定の助動詞「だ」 + 接続助詞「ので」

というふうに分解できる。

文の最初にいきなり助動詞「だ」が来ることもできないし

形容動詞の語尾が来ることもできないでしょ?

だから

文頭の「なので」はダメなんだ。

「だから」

「したがって」

「そのため」

に書き換えよう。

3.「たり」を1回しか使わない

「私は昨日、映画に行ったりしました。」

これも多いね。

「たり」というのは2回使うという決まりがあるんだ。

「〇〇したり、〇〇したり」

というふうにね。

1回でもいいと言う意見もあるんだけど

正しくは2回だ。

使うときは意識して気をつけよう。

4.問題にあった自分の答えを書いていない

去年の入試問題を例にあげよう。

「あなたは、持続可能な開発目標(SDGs)に関心がありますか」

「あなたは、持続可能な開発目標(SDGs)のどの分野に興味がありますか」

という2つの調査の資料があって

「持続可能な社会を築くためにわたしたちにできること」について書く

という問題だった。

でも

問題文をよく読まずに

「私は〇〇という分野に興味があります」

という意見を作文のメインとして書いてしまう人がいるんだ。

書かなくちゃいけないのは

「持続可能な社会を築くためにわたしたちにできること」だよね?

何について書かなくちゃいけないかは

問題文にしっかりと「 」で書いてあるから

しっかり問題文を読んでから作文を書こう。

他にも

原稿用紙の使い方や漢字など

減点する項目はあるんだけど

細かことを書いていたらキリがない。

だからこのへんにしておくね。

よくある4つのミスを書いたので

北辰テストを受ける人は

しっかり確認しておいてね。


サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村

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