個別指導というと、その子の学力や理解度に合わせて勉強を進めていく、というイメージがあると思います。
いわゆる個別最適化ということですよね。
もちろん、一人ひとりに合わせて指導できるのは、個別指導のメリットです。
ただ、それでその子のベストを常に引き出せるかというと、ちょっと話は違ってきます。
個別指導の塾をやりながら、こんなことを言うのも変かもしれません。
でも、例えば宿題をやってこないことが続いたら、どうなるでしょうか。
僕は、宿題は講師と生徒との約束だと思っています。
ここまでやってくることを考えて、次の授業や、その先の勉強を組み立てているわけです。
宿題をやってこなかったり、英単語テストの勉強ができていなかったりすると、予定はずるずる遅れていきます。
もちろん、やってこられない理由はそれぞれあると思います。
その状況を見て、ではここからどうやって点数を上げていこうかと考えて、軌道修正するのも個別指導です。
ただ、軌道修正ができることと、最初に思い描いていた計画どおりに進められることは、同じではないんですよね。
例えば、1週間分の宿題をやってこなかったとします。
そこから頑張ってやれば、終わらせることはできるかもしれません。
でも、予定どおりやってきていたら、その次の勉強に使えたはずの時間を、やっていなかった分に使うことになります。
その間に、前に習ったことを忘れてしまっていれば、そこもまた確認しなくてはいけません。
だから、やってきた場合と、やってこなかった場合とでは、その後の勉強も変わってきます。
やってきたらやってきたで、では次は何をしようかと考えられますからね。
同じ子でも、宿題をやってきた世界線と、やってこなかった世界線では、その先にやれることが違うというか。
軌道修正をした時点で、次へのスタート地点が変わっているんです。
今回も、学校のワークを1日1ページ、2ページと細かく区切って、宿題のスケジュールを立てました。
それをコツコツ進めてくる子もいれば、ためてしまって、なんとか追いつこうとしている子もいます。
なかなか追いつけないままになっている子もいます。
そうなると、ここから何をどう進めるかは、やっぱり変わってきます。
もちろん、たまった分を必死に頑張って、追いつく子もいます。
ただ、その子が追いつこうと頑張っている間に、毎日やってきた子は、さらにその先の勉強をしています。
ためていた分が終わって、同じページまで進んだから、それで勉強の中身も同じになったとは限らないんですよね。
そこは、ちゃんと自覚してほしいと思っています。
そのときの状況に合わせて、僕らもやり方は考えます。
でも、最初からやってきていたら、もっと別の勉強ができたということはあります。
だからこそ、毎日やることを、ちゃんとやってほしいんです。
個別指導でその子に合わせて進めるからこそ、約束した宿題をコツコツやってくることが、やっぱり大事だと思います。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
教室長 中村
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