とある生徒の話。
その子は定期テストで学年上位。
単語テストもほぼ満点。
学校の漢字テストでも連続満点。
周りのみんなはその子のことを「天才だ」と言う。
でも
僕は決してそうは思わない。
全然天才ではない。
なぜなら
その子が誰よりも努力しているのを知っているからだ。
例えば冬休みの課題で出された漢字のプリント。
休み明けにテストがあると分かっていたから
塾で10枚印刷して練習していた。
今日も社会のテストがあると言って
その範囲を繰り返し確認していた。
英単語も「自分は書かないと覚えられない」と自覚しているそうで
もう単語練習ノートは5冊目に入っているそうだ。
みんなが「天才」と思っているあの子は
実は天才ではないかもしれない。
見えないところで誰にも負けない努力をしているのかもしれない。
「あいつは天才だから住んでいる世界が違う」と言うのは簡単だ。
でも
それはただの思考停止じゃないか?
本当に違うのは
天才か凡才かではなく
努力しているかどうか。
人目に触れず積み重ねたものが結果となって表れているだけだ。
「才能が違うから」と言ってしまえばそれでおしまい。
「どうせ無理だ」と思えばそこから先の成長はない。
でも
できる人ほどやるべきことをやっている。
その姿を見て
「天才だから」ではなく
「努力しているから」と考えられるかどうか。
もし本気で追いつきたいのなら
まずは自分の行動を変えることから始めるべきだ。
天才を羨む前に
できることからやらないといけない。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村