勉強ができる子は構造を見ている

勉強ができる子は構造を見ている

勉強って、ただ覚えるだけじゃなくて、

本質を見抜く力=抽象化する力があるかどうかが大きいと思う。

たとえば今、中2たちが学習している「連立方程式」。

加減法、代入法といったいろいろな解き方がある。

でも、それぞれに共通して言えるのは、

「2つの文字式を1つに減らす」という考え方。

つまり、“文字を1つに減らす”ことが連立方程式の核なんだ。

それが見えてくると、

文字を1つにしたいから、

この場合は加減法、

こっちの場合は代入法というように、

何をすればいいかが明確になる。

逆に、目の前の手順だけを追っていると、

問題がちょっと変わっただけで手が止まる。

抽象化できると、いろんな問題が「同じ構造」として見えるようになる。

それが応用力。

これが“できるようになる”ってことだと思う。

教科が違っても、根っこは同じ。

目の前の情報を整理して、ルールやパターンを見抜く力。

それが勉強を通して身につけていく力なんだと思う。


サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村