「質問できますか?」
この問いに、即座に「はい」と答えられる中学生は、実は少ない。
わからないことがあっても、手を挙げられない。
友達に聞くのも恥ずかしい。
そんな子が多い中で、
「先生、これってどういう意味ですか?」
と、自然に聞ける子がいる。
この差は大きい。
もちろん、なんでもかんでも聞けばいいという話ではない。
まずは自分で考える。
でも、考えてもわからなければ、「それは質問してもいいサイン」だ。
質問できる子は、自分の理解の限界を知っている。
そして、その壁を自分の力で乗り越えようとする。
質問という行動は、
「もっと理解したい」「できるようになりたい」
という意思の表れ。
だからこそ、質問できる子は強い。
反対に、質問できないまま放置するクセがついた子は、
「わからない」が蓄積されていく。
自分で壁をつくってしまう。
この差は、1回のテストでは見えないかもしれない。
でも、半年後、1年後には必ず大きな差になる。
質問することを「甘え」と考える人もいるけれど、
それはちょっと違う。
塾でも学校でも、質問できる環境にいるなら、どんどん使った方がいい。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村