【中学3年生】せっかくの高校受験、もっと苦労してもいいと思う

【中学3年生】せっかくの高校受験、もっと苦労してもいいと思う

最近、高校入試について少し考えることがあります。

私立高校を選ぶ子が増えてきて、公立高校も学校によっては倍率が1.0倍に近かったり、定員割れになったりしています。

実際、今年春の埼玉県公立高校入試でも、倍率が1.0倍以下になった学校はかなりありました。

私立高校についても授業料などの負担を軽減する制度が広がっています。

そう考えると、以前よりも私立高校を選びやすくなっているのはあると思います。

もちろん、受験生や保護者の方からすれば、行きたい高校に早く決まるのは安心です。

高校受験がどうなるかわからない状態で何か月も過ごすより、早く進路が見えた方がいいという気持ちも分かります。

でも、僕の中ではちょっと引っかかるところもあります。

正直に言うと、せっかくの受験生なんだから、もう少し苦労してほしいんですよね。

最近、中学3年生に学校の様子を聞くと、部活を引退して放課後の時間が増えた分、友達と遊んでいるという話もよく聞きます。

定期テスト前でも、周りの友達は結構遊びに出かけているようです。

もちろん、中学校生活も残り半年くらいです。

今の友達と一緒に過ごせる時間を楽しみたいというのも分かります。

受験するのは本人ですし、その子の人生なので、僕が「絶対に勉強しなさい」と全部決めることでもないと思っています。

ただ、「もう高校には行けそうだからいいや」で勉強しなくなるのは、やっぱりもったいないです。

高校受験しか見えていないのかな、とも思います。

もし私立高校への進学が早い段階で見えているなら、その先を考えてもいいはずです。

高校に入ってから上位に入るために、今から何ができるのか。

大学入試で指定校推薦を考えるなら、高校1年生からいいスタートを切るために何をしておいた方がいいのか。

高校に合格することがゴールではないですからね。

公立高校でも同じです。

人気があって倍率の高い高校を目指しているなら、もちろん今はそこに向けて全力で勉強する必要があります。

逆に、例年倍率が1.0倍前後の高校を目指している子であっても、勉強はしておいたほうがいいと思っています。

合格するために必要な勉強量だけを考えるのではなく、この高校受験という機会を自分にとってどうプラスにするか。

そこまで考えてほしいです。

僕自身、おそらく人生で一番勉強したのは高校受験のときです。

高校に入ってから少し燃え尽きてしまった部分もあるので、それが全部よかったとは言えません。

ただ、中学3年生のときに死ぬほど勉強したこと。

誰よりも勉強したと思えるくらいやったこと。

その経験は今でも自分の中に残っています。

だから、僕の教室に通っている受験生にも、高校受験をただ「高校に入るためのもの」だけにはしてほしくないです。

あとから振り返ったときに、「あのときは本当に頑張ったな」と思えるくらいやってみる。

高校受験って、そういう経験ができる機会でもあると思うんです。

せっかくなら、この受験を自分のために使ってほしいと思います。


サクセス未来塾
にっさい花みず木校
教室長 中村

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