今の小学６年生が中学校に上がる令和７年度から

中学校で使われる英語の教科書が変わります。

にっさい校に通う入西小の６年生も

若宮中に入ったら使うことになる教科書です。

どのように変わるかを見ていきましょう。

まずは

教科書の出版社が変わります。

現在若宮中で使われている教科書は開隆堂の「SUNSHINE」という教科書です。

これが来年度からは東京書籍の「NEW HORIZON」というものに変わります。

東京書籍のサイトにわかりやすい表があったので

新旧「NEW HORIZON」の違いを見てみましょう👇

Unit	現行版 NEW HORIZON	令和７年度版 NEW HORIZON
１	・be動詞（am, are） ・一般動詞 ・助動詞（can）	・be動詞（am, are） ・一般動詞
２	・be動詞（is） ・疑問詞（What, Who, How）	・be動詞（is） ・助動詞（can）
３	・疑問詞（Where, When, How many） ・I want to ~. ※不定詞は小学校で習った表現として本文で登場	・疑問詞（What, Who, How, When, Where） ・前置詞
４	・命令文 ・疑問詞（What time, What＋名詞）	・命令文 ・疑問詞（What time, How many, What＋名詞）

これまでの教科書では

中学最初の単元で「be動詞」「一般動詞」「助動詞can」をまとめて勉強していましたが

新しい教科書では

「be動詞」と「一般動詞」だけになりました。

この２つの大事な文法事項を丁寧に指導できるように

最初の単元にかかる負荷を軽減したようです。

しかし

実際気になるところは

今の若宮中で使われている「SUNSHINE」との比較です。

Unit／ PROGRAM	現行版 SUNSHINE	令和７年度版 NEW HORIZON
１	・be動詞（am, are） ・疑問詞（Where）	・be動詞（am, are） ・一般動詞
２	・一般動詞 ・疑問詞（When）	・be動詞（is） ・助動詞（can）
３	・助動詞（can） ・疑問詞（What）	・疑問詞（What, Who, How, When, Where） ・前置詞
４	・be動詞（is） ・疑問詞（How）	・命令文 ・疑問詞（What time, How many, What＋名詞）

今の中１が使っている教科書では

単元が進むに従って「be動詞」→「一般動詞」→「助動詞」と学習していく構成でした。

それに比べ来年度の教科書は

最初の負担が軽減されたとはいえ

be動詞と一般動詞が同時に出てきたりと

学習するペースは早いようです。

やはり大切なのは

中学校に上がる前にこれらの文法事項をきちんと理解しておくことです。

小学校の授業のような「話すこと」主体の勉強では

中学校の英語には対応できません。

もし小学５年生・６年生のお子様がいましたら

「一般動詞の文って、疑問文にするときどうするんだっけ？」

と聞いてみてください。

小学校の授業だけでは答えられないはずです。

それどころか

「一般動詞ってなに？」

という状態だと思います。

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にっさい花みず木校
中村