中学生のある子が、ぽろっと言った。
「最近、お母さんと一緒に英単語を勉強してるんです」って。
てっきり教えてもらってるのかと思いきや、そうじゃない。
「お母さんも英単語覚えたいから」って、一緒に声に出して覚えてるらしい。
僕はこれを聞いて、正直に素晴らしいなと思った。
家で「勉強しなさい」と声をかけることは、どこの家庭でもあるかもしれない。
でも、「やらせる」のではなく、「一緒にやる」。
この違いは、子どもの受け取り方を大きく変える。
自分のために頑張ってくれてる。
一緒に前に進もうとしてくれてる。
そう感じられるだけで、勉強に対する姿勢も変わってくるだろう。
そばに座って、ただ一緒に単語を声に出すだけでもいい。
無理に教えようとしなくていい。
「一緒にやる」その時間が、子どもにとってどれだけ大きな意味を持つか。
改めて考えさせられた。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村