【保護者面談】子どものうちに一度失敗を経験してほしい理由

【保護者面談】子どものうちに一度失敗を経験してほしい理由

保護者面談の期間中、あるお母さんからこんな言葉をいただいた。

「子どものうちに一度、失敗や挫折を経験してほしい」と。

僕も全く同じ意見だ。

こういうタイプの子がいる。

スポーツもそれなりにこなせて、小学校のテストはいつも90点以上。

中学に入っても勉強で特に詰まることなく、英検・漢検もなんとなく受かってしまう。

高校受験もスムーズに通過する。

それ自体はすごいことだし、否定するつもりは全くない。

ただ、そういう子ほど「失敗した経験」が一度もないまま来てしまうことがある。

検定に落ちたことも、テストで本当に悔しい点を取ったことも、ない。

失敗を経験している子は、失敗に対してある程度ポジティブでいられる。

「まあ、またやればいいか」という感覚が身についている。

これは意外と大きい。

ただ、気をつけないといけないのは「失敗に慣れすぎること」だ。

何度も何度もうまくいかないと、「自分はどうせダメだ」という感覚が積み重なっていく。

そうなると今度は全然別の問題になる。

だから小さくても成功体験は絶対に必要で、僕が言いたいのは「全部うまくいく学生生活はどうなんだろう」ということ。

正直、つまらないと思うし、その先が少し心配になる。

これは、僕自身の経験でもある。

どちらかというと僕もそのタイプで高校まで来た。

いつの間にか「絶対に失敗できない」という変なプライドが自分の中にできていた。

そして高校に入って一気に挫折した。勉強では勝てないと感じた瞬間、全く勉強しなくなった。

大学受験も怖くて、結局1年浪人した。

「1年やれば巻き返せる」と思っていたけど、それも中途半端に終わった。

でも今、大人になって振り返ると、あの失敗が今の人生を最悪にしているかというと、全然そんなことはない。

別に大したことじゃなかったな、というのが正直な感覚だ。

子どもの頃や学生時代の失敗なんて、大人になってみればそんなものだ。

だからこそ、早いうちに経験しておいてほしい。

失敗が怖くなくなるのは、失敗したことがある人間だけだよね。

転んだことがないと、転び方がわからないままになる。

全部うまくいく学生生活より、どこかで一度くらいぶつかっている学生生活の方が、その後が豊かになると僕は思っている。

検定に落ちること、テストで悔しい点を取ること。

それ自体は悪いことじゃない。

むしろ、その経験をどこかで積んでおけるかどうかが、高校以降の踏ん張りに関わってくる気がしている。


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サクセス未来塾
にっさい花みず木校
教室長 中村