【スマホ問題】スマホは遠ければ遠いほど頭が働くという話

【スマホ問題】スマホは遠ければ遠いほど頭が働くという話

テスト期間中、塾では生徒全員のスマホを預かることにしました。

以前にも同じことをやっていたんですが、今回あらためて徹底しようと決めました。

きっかけのひとつは、アメリカ・テキサス大学オースティン校が2017年に発表した研究です。

約800人を対象にした実験で、「スマホが物理的に近くにあるだけで、思考力や集中力が下がる」という結果が出ています。

しかも、スマホの電源を切っていても、画面を下向きにしても関係ない。

机の上に置いてあるだけで、脳はそれを無意識のうちに気にしてしまうようです。

さらに面白いのは、自分のスマホじゃなくても、他の人のスマホを見るだけで、似たような影響が出ることがあるという点です(こちらは北海道大学の研究)。

研究者はこの現象を「Brain Drain(脳の消耗)」と呼んでいます。

意識してスマホを見ないようにしようとすること自体が、すでに脳のリソースを使ってしまっているという話です。

「気にしないようにしよう」と思っている時点で、もう気にしているわけで、正直これはなかなか怖いなと感じました。

塾でも実際に同じことが起きています。

自習室など、直接目が届きにくい場所で、スマホを触ってしまっている子がやっぱりいます。

責める気持ちはないんですが、そもそも集中できない環境のまま時間だけが過ぎていくのは、来てくれている意味がないですし・・・。

だからこそ、テスト期間中はスマホを預かるという形を取ることにしました。

塾に来る理由はスマホを触ることではなく、勉強することです。

当たり前のことなんですが、環境を整えないとその当たり前がなかなか難しかったりします。

預かることへの不満より、集中できた時間のほうが、テストが終わった後には絶対に大きいはずです。

そう信じてやっていきます。


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サクセス未来塾
にっさい花みず木校
教室長 中村