僕が英語を教えるとき、
難しい文法用語はなるべく使わないようにしています。
例えば、
目的語・補語
第○文型
自動詞・他動詞
形容詞・副詞
とか。
小学生や中1の最初うちは、
「主語」や「動詞」といった用語すら使いません。
もちろん、
英語が超得意な中学生や高校生には使いますが、
英語を始めたばかりの小学生や、
英語が普通or苦手レベルの中学生には不要です。
ましてそういう子たちに
主語をS、動詞をV、目的語をO、補語をC、修飾語をM
で教えるのは最悪だと思っています。
カッコつけるなって話です。
小中学生に「これは第5文型『SVOC』だよ」と言ったって
??????????
となる子がほとんどですから。
~は、~する、~を、状態、場所、時間
~は、です、~、状態、場所、時間
のように、
日本語訳をもとにして考えれば十分なんですよ。
いま中3生が学校で習っている「call A B」や「name A B」の説明を
「call A B」の意味は「AをBと呼ぶ」
Aは目的語で、Bは補語。
目的語はOを使って表し、補語はCを使って表す。
つまり、call O C。
補語(O)は主語や目的語(C)を説明する言葉だから、O=C。
O=Cのような関係を「ネクサス(の関係)」という。
ちなみにこれは第5文型……
と説明をされたら、
100%英語嫌いになりますよね。
だから最初は、
~は 呼ぶ ~を ~と
このくらいの説明でいいんです。
「目的語」や「補語」という言葉は高校に行ってからでも間に合います。
それよりも、
小中学生のうちは「英語の語順」を染み込ませるのが最優先です。
難しい文法用語を使うことで
俺は英語ができるんだ!任せておけ!アピール
をしている先生って結構いますからね。
子どもたちが置いてけぼりになっていないか
注意が必要なんです。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村