昨日のブログで、
テストの点数は前日までの準備で決まるという話をしました。
さて、
テスト前日
これから何ができるのか?
全員にやってほしいことは、
テスト範囲全体を確認することです。
これまでみんなは、
ワーク等にある問題をひたすら解き、
出来なければもう一度
という勉強をしてきたはずです。
1つ1つの問題に意識がいけばいくほど、
全体像が見えなくなってくるんです。
「木を見て森を見ず」ですね。
例えば中3の数学なら、
因数分解
式の計算の利用
平方根
平方根の値
有理数と無理数
真の値と近似値
根号をふくむ式の乗法・除法
が今回の試験範囲になっています。
これらのタイトルをはっきりと答えることができますか?
「今回のテスト範囲はコレとコレと…」
って。
さらには、
その中にどんな問題があったかもしっておかないとですよね。
式の計算の利用であれば、
展開・因数分解の公式を利用して、複雑な計算をする問題
(x+y)2 = x2 + y2 – 2xy という変形を使ったの式の値
花だんのまわりに道があって、S = al を証明する問題
などがありましたね。
そうやって順番にテスト範囲の単元を確認していくと、
盲点になっていた単元が見つかるはずです。
テスト直前はそこを確認しておきましょう。
実はこれ、
高校受験でも大事なことなんです。
北辰テストや入試で初めて見る問題を解くときに、
その問題が、
何年生のどの単元で習った内容なのかを知らないと、
頭の中に検索をかけて、
問題を解くのに必要な知識を引っ張り出す
という作業ができないんです。
さらには、
解き直しや復習をするときも、
どこをやったらいいのかわかりませんよね。
一問一問を丁寧に解くことも大切ですが、
教科ごと、単元ごとの全体像を把握することも大事なんです。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村