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同じ内容でも生徒の学力に合わせて何通りの教え方ができるか。これが腕の見せ所

子どもの学力によって、

その子にとってすんなり頭に入ってくる言葉は違います。

それは、

その子が持っている語彙や知識が違うからです。

例えば、

私は母に誕生日プレゼントを買った。

という日本語を英語に直すとしましょう。

ほとんどのテキストには、

「buy 人 もの」で「人にものを買う」

と書いてあります。

ですが、

それをすんなりと理解できない子もいるんです。

そんな子に対して、

「だから、『buy 人 もの』の順番にすればいいんだよ」

と言ったって意味がないんです。

結局、子どもの頭の中には

「やっぱり難しい」

という記憶しか残りませんし、

それではテキストを読んでいるのと変わらないからです。

そこで、

「日本語を見て『〜は、〜する、〜に、〜を』の順番にしてごらん」など、

もっと易しく噛み砕いて教える必要があります。

逆に、

勉強ができる子にとっては、

テキストの内容だけじゃ物足りないはずです。

テキストに書かれてないことを補足したり、

「SVOO」といった文型の話(高校の内容)を混ぜたりする必要があるんです。

そうやって、

子どものレベルに合わせて教え方を変えられるということが、

僕たち講師の腕の見せ所であり、

存在価値なんです。

一通りの教え方をゴリ押しする奴は、

はっきり言って講師失格です。

だから僕は、

塾で使っている教材は全てのページに目を通し、

「ここの表現はもっとこうした方がいい」

など日々勉強しているんです。

どうやったら生徒たちにわかりやすく教えられるか、

そればかり考えています。

話は少し変わりますが、

高校の応援部の先輩がこう言っていました。

「『頑張れ』と応援する立場の人間が、誰よりも頑張らなければいけない」

と。

生徒に「勉強しなさい」と言う立場である以上、

僕も生徒たち以上に勉強する必要があると思っています。

自分へに戒めの意味も込めて

このことをブログに残しておきます。


サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村

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