勉強っていうのは
小学校から
いや
それよりもっと前からの積み重ね
だと僕は思っています。
実際に
小学校に入る前からひらがな・カタカナ・漢字が書ける子もいれば
たし算・ひき算ができる子もいますよね。
わかりやすく算数・数学の計算に絞って話をすると
小1でたし算・ひき算
小2でかけ算
小3でわり算
小4〜小6で小数・分数の計算
中1で正負の数、文字式、方程式
中2で連立方程式
中3で展開・因数分解、平方根、二次方程式
…
これらがすべて積み重なっていきます。
それぞれの学年で習うことを
すべて100の理解で進めればいいのですが
かけ算90
わり算80
小数・分数75
…
と進んでしまうと
その負債はどんどん大きくなっていくわけです。
その負債を背負った状態で
今の勉強に取り組んでいることになります。
例えば
小学校の頃に小数・分数に不安があった子は
中1の正負の計算を理解できたとしても
他の子に比べると計算のスピード自体は遅いわけです。
不安のない子は
小数・分数などお構いなしにスラスラと計算していきます。
要するに
「今回は頑張った」というのは
今やっている内容を勉強したのではなく
今までの負債を返していただけかもしれない
マイナスがゼロになっただけかもしれない
ということです。
ただ
本人が「頑張った」と思えたことは事実です。
たとえ思うような結果が出なかったとしても
その感覚は今後の勉強に必ず活きてきます。
「頑張ったのにダメだった…」
「それなら頑張っても無駄だ…」
と勉強することから逃げてしまうのではなく
その頑張りを次につなげてほしいですね。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
中村