中学生たちには、毎日、漢字や英単語といった語彙の宿題を出しています。
そして毎週、その1週間分の内容から小テストをしています。
これを続けているのには、いくつか理由があります。
まず一つは、単純に語彙力をつけてほしいからです。
毎週小テストをしていると、「この言葉って分からないんだ」と気づくことが、本当に毎週あるんですよね。
例えば、「マイナー」という言葉です。
あまり知られていない、主流ではない、といった意味ですが、普段まったく耳にしないような言葉ではないと思います。
それでも、意味までは分かっていない子が結構いるようです。
ほかにも、例えば「馬の骨」という言葉があります。
「どこの馬の骨とも分からない」のように、素性のはっきりしない人を指す言葉ですね。
こういう言葉も含めて、子どもたちの知っている言葉は、僕ら大人が思っている以上に少ないんだと思います。
これは、僕だけが感じていることでもないと思うんですよね。
子どもたちからしたら、「こんなのをやって何になるんだよ」と思うこともあるかもしれません。
でも、目の前のテストの点数に関係なく、語彙力はあった方がいいと思っています。
人と話すときにも、相手の話を聞くときにも、言葉の意味が分かることは必要です。
勉強でも、ニュースを読むときでも、本を読むときでも、それは同じですね。
もう一つは、毎日勉強する習慣をつけてほしいということです。
この宿題にかかる時間は、1日10分、15分くらいです。
時間だけでいえば、小学校低学年の勉強習慣のような話かもしれません。
でも、その短い時間でも毎日続けることは、やっぱり大事だと思っています。
受験生を見ていても、うまく勉強しているな、コツコツやっているなと思う子は、毎日同じように勉強しているんですよね。
同じような時間に塾へ来て、自分の中でやることを決めて取り組んでいます。
何時に寝て、何時に起きるかも含めて、生活の中に勉強する時間がちゃんとできています。
毎日の語彙の宿題が、そういう習慣を作るきっかけになればいいなと思っています。
もちろん、そこは本人たちの意識次第でもあります。
ただやらされているだけで終わるのか、それを自分の勉強にどう活かすかを考えるのか。
同じ宿題でも、取り組み方は変わってくると思います。
せっかく毎日やるなら、自分のものにすることまで考えてほしいですね。
そして、毎週の小テストにも目的があります。
点数は毎回記録していますし、結果によっては追加の課題を出すこともあります。
ただ、宿題をちゃんとやったかどうかだけを確認したいわけではありません。
範囲が分かっているテストに向けて準備をして、しっかり点数を取る練習をしてほしいんです。
小テストは、1週間分の範囲からランダムに出しています。
だから、どの言葉が出るかまですべて決まっているわけではありません。
でも、覚える範囲も、どんな形で答えるかも、あらかじめ分かっています。
定期テストのように、問題文や聞き方を変えて出すテストでもありません。
その範囲をちゃんと勉強して、答えられる状態にしておけば、点数を取れるテストです。
少し厳しい話ですが、範囲も出され方も分かっているテストで点数が取れないままで、定期テストや入試では点数を取れるのでしょうか。
まずは、準備する内容がはっきりしているテストで、ちゃんと準備して結果を出してほしいんです。
毎週の小テストは、そのための練習でもあります。
学校にも、漢字や英単語などの小テストがありますよね。
すべての教科の小テストを把握しているわけではありませんが、3年生だと歴史の年表のテストもあります。
そういうテストにも、満点を取れるくらい準備して臨んでほしいと思っています。
学校の成績を取るためにも、こういうところでしっかり点数を取るのは、当たり前といえば当たり前のことです。
塾の小テストでも、同じように取り組んでほしいんですよね。
範囲を確認して、十分に勉強して、点数を取れる状態にして臨む。
宿題を終わらせたところで区切らず、テストで答えられるところまで準備する。
そこまでを、毎日の宿題と毎週の小テストで練習してほしいと思っています。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
教室長 中村
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