今日は中学3年生とその保護者の方を対象に、保護者会を実施しました。
高校入試の制度や今後の流れなど、いろいろな話をしましたが、その中でも特に伝えたかったのが志望校の選び方についてです。
子どもたちが高校を選ぶ理由はさまざまです。
部活動を頑張りたい、家から近い、制服が気に入ったなど、そういった理由で志望校を決める子も多いと思います。
もちろん、それでいいと思っています。
最終的に通うのは本人ですから、自分が行きたいと思える高校を選ぶことは大切です。
ただ、保護者の方にはもう少し違った視点からも考えてもらいたいと思っています。
その高校の雰囲気や先生、通っている生徒たちの様子を見て、我が子に合っている学校なのかどうか。
長年、一番近くで子どもを見てきた保護者だからこそ、分かることもあるはずです。
偏差値や通学時間だけでは分からない部分も、ぜひ見てほしいと思います。
最近は私立高校の授業料実質無償化などの影響もあり、私立高校を選ぶ家庭が増え、公立高校の倍率も下がってきています。
中には志願倍率が1倍を下回る高校もあります。
そうなると、以前よりも合格しやすくなっている高校があるのも事実です。
でも、だからといって安心していいのかというと、僕は少し違うと思っています。
例えば、北辰テストの偏差値で20近く差がある生徒たちが、同じ高校に進学するようなケースもあります。
仮に自分がその集団の下の方にいたとしたら、入学後の勉強はかなり大変になるかもしれません。
高校に合格できたとしても、その先の3年間を考えると、決して楽な話ではないんですよね。
逆に、倍率が1倍を超える高校に挑戦して、結果的に不合格になったとします。
もちろん、不合格は悔しいですし、できれば経験したくないことです。
ただ、それが必ずしも悪い結果になるとは限らないと思っています。
ある程度の競争がある高校を目指して最後まで勉強し、結果的に併願していた私立高校へ進学する。
それも一つの選択です。
合格できるかどうかだけでなく、入学してからどのような環境で勉強していくのか。
そこまで考えて志望校を選んでほしいんです。
もう一つ、今日の保護者会でも伝えたかったことがあります。
それは、受験勉強をいつまで続けるかということです。
私立高校の推薦入試で合格の見通しが立つと、そこで勉強をやめてしまう子もいると思います。
実際、教室の周りでも、部活動が終わって早く帰れるようになった中学生が、公園などに集まっている様子を見かけます。
もちろん、その子たちが勉強をしていないと決めつけることはできません。
ただ、受験が終わったような気持ちになってしまう子がいるのも分かります。
でも、高校入試はゴールではありません。
むしろ、高校に入ってからの方が勉強は大変になるはずです。
だからこそ、私立高校への進学が決まっている子にも、最後まで勉強を続けてほしいと思っています。
一方で、公立高校を目指す子は、入試直前まで勉強を続けることになります。
仮に公立高校に合格できず、併願していた私立高校に進学することになったとしても、その努力が無駄になるわけではありません。
最後まで勉強してきたことは、高校に入ってからの自分を助けてくれるはずです。
公立高校の倍率が下がっているから、そこまで頑張らなくても合格できる。
そう考えてしまうのは、ちょっともったいないと思います。
大切なのは、高校に合格することだけではなく、入学した先でどう過ごしていくかです。
高校受験は、そのための準備でもあると思っています。
合格のしやすさだけで志望校を決めず、その先の3年間まで考えてほしいです。
そして、進学先がどこになったとしても、最後まで勉強を続けてほしいと思います。
サクセス未来塾
にっさい花みず木校
教室長 中村
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