定期テストが近づくと、「学校ワークは何周すればいいの?」「3周すれば点数が上がる?」と疑問に思う中学生も多いのではないでしょうか。
学校ワークは、定期テスト対策の基本となる教材です。しかし、何度も繰り返しているのに思うように点数が伸びない人もいます。
結論から言うと、学校ワークは3周を一つの目安にするのがおすすめです。 ただし、すべての問題を毎回解く必要はありません。大切なのは、間違えた問題や理解が不十分な問題を、自力で解けるようにすることです。
この記事では、学校ワークを何周するべきなのか、1周目から3周目までの効果的な進め方、テストまでの学習スケジュールについて詳しく解説します。
目次
学校ワークは定期テストまでに何周するべき?
基本は3周を目安に取り組む
学校ワークは、テストまでに3周することを一つの目標にするとよいでしょう。
1周だけでは、問題を解いたときに理解できていても、テスト本番まで覚えているとは限りません。繰り返し問題に取り組むことで、知識の定着を確認し、解き方を身につけやすくなります。
ただし、3周すれば必ず高得点が取れるわけではありません。
最初からほとんど正解できる人なら2周で十分な場合もあります。一方、苦手な単元が多ければ、同じ問題を4回、5回と解き直す必要があるかもしれません。
重要なのは、「何周したか」ではなく「何も見ずに正解できる問題がどれだけ増えたか」 です。
すべての問題を3回解く必要はない
学校ワークを3周すると聞くと、最初のページから最後のページまで、すべての問題を3回解かなければならないと思うかもしれません。
しかし、すでに理解していて正確に解ける問題と、何度も間違えてしまう問題では、必要な復習量が違います。
例えば、100問あるワークで、1周目に70問正解できたとします。この場合、2周目では間違えた30問を中心に取り組む方が効率的です。
さらに、2周目で20問正解できたなら、3周目では残りの10問を重点的に復習します。
もちろん、一度正解した問題でも忘れてしまうことはあります。テスト直前には、以前正解した問題も含めて抜き打ちで確認すると安心です。
大切なのは、理解できている問題に時間をかけすぎず、苦手な問題の克服に時間を使うことです。
学校ワークの効果的な進め方【1周目・2周目・3周目】
学校ワークを繰り返すときは、それぞれの周回で目的を変えることが重要です。
1周目:すべての問題を解いて苦手を見つける
1周目の目的は、テスト範囲の問題を一通り解き、自分が理解できていない部分を見つけることです。
まずは教科書や解答を見ずに、自分の力で問題を解いてみましょう。
答え合わせをするときは、次の3つに分類するのがおすすめです。
- ○:自力で正解できた問題
- △:正解したけれど自信がなかった問題
- ×:間違えた問題・解けなかった問題
特に注意したいのが、△の問題です。
たまたま正解した問題や、何となく選んだ答えが合っていた問題は、テスト本番で間違えてしまう可能性があります。
そのため、△と×の問題には印を残し、2周目以降で復習できるようにしておきましょう。
また、間違えた問題は解説を読み、なぜ間違えたのかを確認することが大切です。
解説を読んでも理解できない場合は、教科書に戻ったり、学校や塾の先生に質問したりして、疑問を解消しておきましょう。
2周目:間違えた問題を中心に解き直す
2周目では、1周目で△や×をつけた問題を中心に取り組みます。
ここで重要なのは、解説を見ずに自分の力で解くことです。
前回の答えを覚えているだけでは、問題の解き方を理解したことにはなりません。
数学であれば、途中式を書いて正しい答えを導けるか確認します。英語であれば、単語や文法を理解し、自分で英文を書けるか試してみましょう。
また、1周目から少し時間を空けて解き直すことも効果的です。
同じ問題を解いた直後は答えを覚えていることがあります。しかし、数日後にもう一度解いてみると、忘れていた部分や理解が不十分な部分に気づくことがあります。
2周目でも間違えた問題には、さらに印をつけておきましょう。
3周目:苦手な問題を仕上げる
3周目は、2周目でも正解できなかった問題や、解き方に不安が残る問題を重点的に復習します。
この段階では、答えを見ずに正解できることに加えて、解き方を説明できるかどうかも確認すると効果的です。
例えば、数学なら「なぜこの公式を使うのか」、理科なら「なぜこの実験結果になるのか」を説明できる状態を目指します。
また、時間を意識して問題を解くことも大切です。
普段は正解できる問題でも、テスト本番で時間が足りなければ得点につながりません。
苦手な問題を解けるようにした後は、時間を計って複数の問題を続けて解く練習も取り入れましょう。
学校ワークはいつから始める?テスト3週間前からの進め方
学校ワークを繰り返すためには、早めに1周目を終わらせることが重要です。
おすすめは、学校の授業で習った範囲を普段から進めておき、テスト3週間前を目安に本格的な対策へ移る方法です。
テスト3週間前:1周目を進める
テスト3週間前には、学校で習った範囲のワークをできるだけ進めておきましょう。
この段階では、すべての問題を完璧に解ける必要はありません。
大切なのは、テスト範囲になると考えられる単元を一通り確認し、苦手な部分を把握しておくことです。
学校から正式なテスト範囲が発表されていなくても、授業で習ったところまでなら取り組めます。
特に数学や英語は、理解できない部分を放置すると、その後の学習にも影響しやすい教科です。早めに取り組み、疑問点を解消しておきましょう。
テスト2週間前:1周目を終えて2周目へ
テスト2週間前には、学校ワークの1周目を終わらせることを目標にしましょう。
ただし、学校でまだ習っていない部分まで無理に進める必要はありません。授業の進度に合わせて、残りの範囲も計画的に終わらせます。
1周目が終わった教科から、間違えた問題の解き直しを始めましょう。
この時期に2周目へ入れると、苦手な問題の復習に十分な時間を確保しやすくなります。
また、学校ワークの提出日も確認しておくことが大切です。提出期限がテスト当日より早い場合もあるため、余裕を持って完成させましょう。
テスト1週間前:3周目と最終確認
テスト1週間前には、2周目で間違えた問題を中心に、3周目の復習を進めます。
この時期は、学校ワークだけでなく、授業プリントや教科書の重要事項も確認しましょう。
特に、学校の先生が授業中に強調した内容や、授業プリントで繰り返し扱われた内容は、優先して復習したいポイントです。
テスト直前まで新しい問題を大量に解くよりも、これまで間違えた問題を確実に解けるようにすることを優先します。
ただし、学校ワークの問題をほとんど理解できている場合は、応用問題や初めて見る問題にも挑戦し、知識を使えるか確認するとよいでしょう。
学校ワークを3周しても点数が上がらない原因
学校ワークを何度も解いたのに、思うように点数が上がらないこともあります。
その場合は、勉強時間や周回数だけでなく、取り組み方を見直してみましょう。
答えを写して終わっている
学校ワークでよくある失敗が、答え合わせの際に正しい答えを書き写すだけで終わってしまうことです。
答えを赤ペンで書き込むだけでは、次に同じ問題が出たときに解けるとは限りません。
間違えた問題は解説を確認した後、いったん答えを隠して自分で解き直してみましょう。
「解説を読めばわかる」という状態から、「何も見ずに解ける」という状態に変えることが重要です。
問題の答えだけを覚えている
同じ問題を何度も解いていると、問題文を読んだだけで答えを思い出せるようになることがあります。
しかし、答えを暗記しているだけでは、数字や聞かれ方が変わった問題に対応できない場合があります。
数学なら数字を変えた類題を解く、社会なら用語の意味や出来事のつながりを説明するなど、理解を確認する工夫が必要です。
特に高得点を目指す場合は、学校ワークで身につけた知識を別の問題でも使えるか確認しておきましょう。
ワークを終わらせることが目的になっている
学校ワークを提出期限までに終わらせることは大切です。
しかし、提出するために急いで問題を解き、間違えた問題をそのままにしてしまっては、十分なテスト対策とはいえません。
学校ワークは、提出するための課題であると同時に、自分の苦手を見つけて克服するための教材でもあります。
「残り何ページか」だけでなく、「まだ解けない問題がいくつあるか」にも目を向けましょう。
教科別に意識したい学校ワークの使い方
学校ワークの基本的な進め方は共通していますが、教科によって重点的に復習したい内容は異なります。
数学:途中式と解き方を確認する
数学では、答えが合っているかだけでなく、正しい手順で解けているかを確認しましょう。
計算問題は途中式を省略せず、どこで間違えたのかを把握することが大切です。
文章題や図形問題では、解き方を理解した後に、何も見ずにもう一度解けるか試してみましょう。
英語:単語・文法・英文を書く練習をする
英語では、単語の意味を覚えるだけでなく、正しく書けることも重要です。
文法問題は、なぜその語順になるのかを確認し、日本語を見て英文を書けるように練習しましょう。
また、学校ワークだけでなく、教科書本文の音読や重要表現の確認も効果的です。
国語:漢字・文法と読解問題を分けて復習する
国語では、漢字や文法などの知識問題と、文章読解の問題を分けて考えましょう。
漢字や語句は繰り返し確認し、確実に書ける状態を目指します。
読解問題では、答えを覚えるのではなく、文章のどの部分が解答の根拠になるのかを確認することが大切です。
理科・社会:暗記だけでなく理由も理解する
理科や社会では、重要語句を覚えることに加えて、内容を理解することが必要です。
理科なら実験の目的や結果、社会なら歴史上の出来事の原因と結果などを関連づけて覚えましょう。
用語の暗記は、答えを隠して繰り返し確認すると効果的です。
また、理科の計算問題や社会の資料問題など、知識を使って考える問題も忘れずに練習しましょう。
学校ワークを何周するか迷ったときによくある質問
テストまで時間がない場合は1周でも大丈夫?
時間がない場合は、まずテスト範囲の学校ワークを1周終わらせましょう。
そのうえで、間違えた問題や重要な基本問題を優先して解き直します。
すべての問題を中途半端に2周するよりも、苦手な問題を確実に解けるようにする方が効果的な場合があります。
学校ワークだけで高得点は取れる?
学校ワークは定期テスト対策の重要な教材ですが、それだけで十分かどうかは学校や教科によって異なります。
授業プリントや教科書、ノートから出題されることもあるため、学校の先生が指定した範囲を確認することが大切です。
高得点を目指す場合は、学校ワークを理解したうえで、応用問題や初めて見る問題にも取り組むとよいでしょう。
2周目はノートに解いてもいい?
学校ワークに直接答えを書き込んでいる場合は、2周目以降をノートに解いても問題ありません。
ただし、答え合わせをした後は、どの問題を間違えたのかワーク本体にも印を残しておきましょう。
学校から提出方法の指定がある場合は、その指示に従ってください。
まとめ|学校ワークは回数よりも理解度を重視しよう
学校ワークは、定期テストまでに3周することを一つの目安にするとよいでしょう。
ただし、すべての問題を3回解くことが目的ではありません。
1周目で苦手な問題を見つけ、2周目で解き直し、3周目で理解が不十分な問題を仕上げることが重要です。
また、テスト直前になって慌てないよう、普段から学校の授業に合わせてワークを進めておきましょう。
学校ワークを「終わらせる勉強」から「解けるようにする勉強」に変えることが、定期テストでの得点力向上につながります。
にっさい花みず木で塾をお探しの方へ
学校ワークを計画的に進めたい、何度も解いているのに点数が伸びないなど、定期テストの勉強方法に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
サクセス未来塾にっさい花みず木校では、若宮中学校をはじめとする地域の中学生を対象に、学校ワークの進捗管理や繰り返し学習、苦手単元の復習などを行っています。
定期テストに向けた学習環境や指導内容について詳しく知りたい方は、教室ページをご覧ください。
